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特集! 私の夏休み(7.28)

 BeBe Rumors執筆者近況リポートの第2弾である。この暑くて忙しいお盆進行時になにをのんきなことをと執筆陣には顰蹙を買いそうな企画だが、さっそく届いたホットな近況報告。順に紹介しよう。

 

林信行氏:

近況は相変わらず忙しいことを除いては秘密です。これから出るMacPeople、MACPOWERをお楽しみに……

1つ書けることがありました。

私はアメリカの車の免許しか持っておらず、これまでも日本ではアメリカの免許+国際免許で車を運転していました。それが今回のEXPO(註:マックワールド/ニューヨーク)取材中に免許をなくしてしまい、大変困っています。

免許は常に財布の中の免許をいれるスペースにいれてあるので、財布を落とさず免許だけを落とすのには非常に高度なテクニックが必要とされます。となると、免許をなくしたと考えられる場所は、EXPOへの参加登録を行った受付窓口以外には考えられません。

今回、IDG Expoはプレス事前登録のシステムが壊れてしまっていたようで、1月前に事前登録をすると同時に別媒体の方宛のメールが大量に送られてくるようになり、入館バッジをもらいにいったときにも、データベースの情報が完全に違う名前になっていたので、2、3回免許を提示するよう求められました。1回は返してもらった記憶があるのですが、2、3回目には返してもらっていない気がします。(7.27)


 

合木こずえ氏:

8月の旧盆にようやく上映できることになったブラジルの映画「セントラル・ステーション」の宣伝に走り回る日々。

ブラジル人の移住者が多い塩尻にはブラジルのスーパーマーケットやレストラン、はたまたディスコまである。その上8月にはブラジルきっての人気ミュージシャンも来日し、わが町でライブを行う予定なので、ブラジルフィーバーの夏になることまちがいなし。

ダンス好きの私は映画の宣伝と称して毎週ブラジル人だらけのディスコに通い、インタビューにかこつけて彼らと親睦を図っている。映画館にとって世間の夏休みはかきいれ時なので私たちに休日はないが、こうして毎日楽しみながら仕事をしている。

もっとも快適な信州にいれば、あえて夏休みなどとらなくてもいいわけで……。 (7.27)


 

内藤美和氏:

もう、かれこれ1年近くを「毎日が日曜日」のように過ごしている人間に、とりたてて「夏休み」というものはない。そんな私にとって、この季節は「毎日が夏休み」と言っても過言ではないだろう。したがって、この上さらに「夏休み」なんて言葉を口にするのは自粛したいと思う。

しいて言うなら、7月30日に箱根彫刻の森美術館で開催される『森に生きるかたち』という展覧会の関係者向けレセプションに出席するため少し遠出することが、「もし『夏休みの絵日記』があれば、そこに描きたいと思うような夏の思い出」になるだろう。

今年の3月以来関東方面には出かけていないので、箱根まで行くついでに東京まで足を伸ばし、翌日は埼玉県立近代美術館の展覧会を見に行く予定だ。相変わらず、アートを中心にしていろいろなものごとが回っているような気がする、そんな、夏の日。(7.28)


 

三浦しをん氏:

ハーイ、ここワイキキビーチはとってもゴキゲンってかんじ。良い色に焼けて、コギャル化計画着々と進行中。

ココナッツにストローぶっさして、乾いた喉を潤してまーす。もう剛(キンキキッズ)ったら、ちゃんと日焼け止めしなきゃ。芸能人はお肌を大切にネ。

ところでワイキキってどこにあるの。ハワイ? ハワイか。

暑いー。クーラーきかない埃だらけの職場から、「盗んだバイクで走り出」したいぜ。死ぬ思いで家にたどりついて、部屋を開けたらなんか朝と感じが違う。

隠してあったマイクロフィルムをCIAが家捜ししていったらしく、「なにも動かした気配はないが、何かが違う。プロの仕業だな」っていうのがよく小説にあるけど、まさにそれだった。

どういうことだろう。まあ泥棒が入ってもわからないぐらいに汚い部屋だけど。気になったので母を問い詰めて白状させる。

「電気屋さんに来てもらったのよ。エアコンの調子が悪いって言ってたから」

なにーっ! 無茶苦茶よけいなことをーっ。前述と矛盾するようだが、私は部屋ではクーラーかけん。体弱いからな。汚い部屋を電気屋に見せまいと、寒い冬を我慢して乗り越えたのに、どうしてどうでもいい夏に修理させるのだ。エアコンなしの冬の我慢はなんだったのだ。

明日には電気屋が町中に、私の部屋の惨状を言いふらすだろう。ああもうこの町での生活もこれまでだ。スパイはつらい。

なーんてね。ここはワイキキビーチだもん。部屋が汚くたって、それを人に見られたって、全然平気。うん、OKOK。あはは。(7.28)


 

福永京美氏:

みなさん、お暑うございます。

ちょっと前まではまだ肌寒いときがあったのに、月日の経つのが早すぎて追いつきません。タンスの中には春物の洋服が入ったまんま。このまま秋を迎えてしまいそうです。

5月の末からこの2カ月というもの、毎週末長野に出かけています。新宿発スーパーあずさの時刻表はもうすっかり頭の中に入ってしまいました。新宿を出て30分もしないうちに、車窓から見える緑が多くなり、山が見えてきます。その頃から車内の8割くらいの乗客は居眠りを始めます。朝でも昼でも夜でも。時間帯にかかわらずみんなスヤスヤと寝始めるのです。

毎週末空気のよい長野に通うなんて、別荘でも買ったの?と思われるでしょう。ええ、ちょっと宝くじがあたったので別荘を購入しましたの、オホホと高笑いができればいいんですが、残念ながら違うのです。

81歳の姑が骨折して絶対安静になり、舅が介護をしていたのですが、85歳の身にはこたえます。毎日病院に通ってお世話をしているうちに、舅の持病が出てきてしまい、急遽入院、手術となり、ダブル入院。

身内が近所にいないおかげで、私たちがはるばる東京からお世話にかけつけるという事態になったのです。 高齢化社会と頭ではわかっていても、現実のものになるまではその深刻さが理解できませんでした。

絶対安静でベッドに寝たままの生活をしている間に姑はどんどん弱っていき、今はもうほとんど寝たきりになってしまいました。病院の先生は、入院していてもよくなるわけではないし、と暗に退院をほのめかすのですが、寝たきり老人を85歳の舅が引き取ったらどういう事態になるのかよくおわかりなのでしょう、退院を強制なさることはありません。

自宅に戻れば少しは変わるかもしれない、という一縷の望みをもって来週末には一度退院をさせることにしました。さて、どうなることやら。

気が滅入る近況報告ばかりではいけませんね。

かわいい話を一つ。

うちの犬の名前はトントンと申します。柴犬です。彼は齢(よわい)10歳になろうというのに、新しい芸を覚えます。

あるとき、お小遣いが入ったのでトントンに犬用のビーフジャーキーを大枚500円払って買って上げました。彼の喜んだのなんのって、それはそれは嬉しそうでした。

ところが、です。それからお散歩に出かけると、途中で、「ビーフジャーキーをくれないともう歩かない」と座り込んでしまうのです。

もっと歩きなさい、とヒモをぐいっと引っ張ると、そのヒモを前足でハッシと押さえて、動かないぞとやるのです。これがまた可愛いんだなあ。

で、このハッシが出ると、「悪い子ねえ」と言いつつ、ついついジャーキーをあげてしまうのです。おかげで、彼のお散歩は今までに増して時間がかかるようになってしまいました。

わがままな子ではありますが、そこがまた可愛いのです。私の親ばかはエスカレートする一方です。(7.28)


 

murat:

小生は8月3日(火)から8月6日(金)までの4日間が夏休み。ふだんは田舎住まいなので、都心と横浜のホテルを泊まり歩いてくる。したがって、夏休みの4日間は仕事はしない。Boiled Eggs Onlineの更新もしない。どこかでけじめをつけないと、つい仕事をしてしまう。

サラリーマンを辞め、気兼ねなく休みはとれるようになった。手帳をひっくり返してみると、しかし、春休みは0、ゴールデンウィークも仕事していた。こんなに暑くては体に毒、本来夏は仕事なんかしちゃいけないんですよ、とうそぶきつつ、じつはほぼ毎日仕事。好きなのよね。

エアコンのほどよく効いた仕事場で、原稿を読んだりしてるのは、ほんとに快適なのだ。

夏休みの楽しみを知らないわけではない。少年の頃、夏休みを指折り数えて待っていた。「十五少年漂流記」の原題は「二年の休暇」というが、「終わらない夏休み」こそ少年の願望だろう。大人になった今は、そんなには望まない、一カ月涼しいイギリスあたりで暮らせたらいい。4日ではいくらなんでも短すぎますね、ご同輩。(7.28)

 

(murat)

 
 
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