予定どおり福永京美氏はいまニューヨークに滞在中。どうやら、トラブルに見舞われているらしい。一泊6万円という高額料金のホテルなのに 、「ランプは二つも壊れていてつかない(机の上のランプが壊れていて昨日は何もできませんでした)。ドライヤーもない、プールもない。レストランのサービスは悪い。と、頭にきて、これから別のホテルに移るところです。」
原稿の言い訳に聞こえなくもない。「第2回原稿はニューヨークからメールで送って」もらうという、ぼくとしてはわりと気に入っていた計画は、アクシデントにより頓挫するかもしれない。と、ここまで書いたところに、ちゃんと届きました。「ベンチャーなんか怖くない」第2回原稿が。さっそくアップロードしたので、その後の顛末は本文で。
一方、林信行氏は新年早々、やはりMacWorld Expo取材のため、渡米する。そこに至るまでの執筆予定をお聞きしたのだが、これがとてつもない過密スケジュールで、仰天した。いちいちここには挙げられないが、とても人間業とは思えぬ枚数と多彩さだ。スティーヴ・ジョブズやApple社員たちのワーカホリックぶりはつとに有名だが、予定を見ると林氏も例外ではなさそう。忘年会の予定など到底入れられそうにない。
三浦しをん氏はただいま、「どこに行く間も惜しんで、図書館にこもったり部屋でワープロを打ちまくったりしたのに、 なぜかまだ二十六枚しか書けていない」卒論と格闘中。自称18歳のはずなのに、あくまでも年齢計算の合わないしをん氏なのである。それはともかく、こんなスローペースで、提出締め切り日にはたして間に合うのであろうか。と、小生としても、「しをんのしおり」の連載原稿より卒論の仕上がりの方が心配な今日この頃なのであった。
過日、乃木坂の某イタリアン・レストランで、美女ふたりに囲まれて食事した。このような僥倖はめったにあるものではない。あ、めったにない幸運をこそ、そもそも僥倖というのであったか。
ともかく。イタリアン・ヌーベルキュイジーヌとでもいうべき盛りつけのおいしい料理にトスカーナ・ワイン、気の置けない人たちとの愉しいおしゃべり。それに、今思えば、この店には、いやな客がひとりもいなかった。
近くのテーブルでタバコをくゆらす輩もいなければ、これ見よがしの嬌声とばか笑いも聞こえない。何がいやかと言って、これはと思うレストランに入って不快な思いをすることほどいやなことはない。それゆえに店の選択にはふだんからいやが上にも慎重にならざるを得ないのだが、この店にかぎってはなんの不満もありませんでした。
人生の中に、こういうひとときがときおり訪れる。それは一瞬の光を放ち、そして過ぎ去ってゆく。ぼくに小説家か画家の力さえあれば、うまく切り取って保存も可能かもしれないのだが。
美女のお一人は福永京美氏。最近モバイル・コンピュータを中古で買ったと自慢していた。この週末ニューヨークへ出かけるからだという。これはさいわい、ではさっそく「ベンチャーなんか怖くない」第2回原稿をニューヨークからメールで送ってくださいね。と、すかさず念を押しておいたが、さてどうなりますか。
(murat)■