Boiled Eggs をめぐって
展開するあらぬウワサ…

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3月22日水曜日

景気は人々の気分に左右される。春の訪れとともに、ぼちぼち上向いてきているのではないか。ここへきて、少なくとも旅行者は急増しているようだ。

わがBoiled Eggs Onlineの執筆陣にかぎっても、たとえば三浦しをん氏は先週旅に出て、そのくだりを今回のしおりに書いているし、合木こずえ氏も、この24日から2週間、またまたネパールへ取材旅行。福永京美氏は、23日から1週間、シリコンバレーへ。4月に入ると早々に、加藤文氏が1週間の中国旅行。合木、福永両氏の場合はビジネス・トリップだが、経済は人の動きに連動するはずだ。

かくいうぼくは、24日から1週間ほど、ハワイに。前から予定していた休暇だが、直前までなかなか航空チケットが決まらなかった。航空会社がダブルブッキングしていたせいらしい。それほど希望者が多いということだろう。

1年前に出版社を辞めたが、面倒なので健康保険は継続していた。しかし、これが高い。それはそうだろう、それまでの会社負担分を全額個人が払うことになるわけだから。特に病気らしい病気もないのに、毎月高額の保険料を払い続けるのはなんだか悔しい。払い続けることの利点は、なにかないものか。

この保険組合が所有する保養所が、ハワイにあるのである。ワイキキビーチまで徒歩二、三分という好立地にあるコンドミニアム。しかも利用料は安い。出版界では有名な保養所で、人気が高く、シーズンには抽選になるほどだ。会社員のころは何カ月も前から日を選べないので、申し込んだことはなかった。

料理もできるし、しばらくのんびり過ごすのにはいい環境かもしれない。と考え、数カ月前に申し込みを済ませた。しかし、休暇とはいえ、メールだけは使えないと、いろいろと不都合がある。事前に、林信行氏や福永氏に聞いて、接続環境を教えてもらい、コンドミニアムの管理人に国際電話までして、問題がないかどうかチェックした。これで、ほぼ万全。なんの憂いもなく、休暇先で仕事ができる。それでは休息にならんという気もするが、こういう仕事をしている人間の一種の精神安定剤みたいなものだ。

そんなわけで、すこしだけ仕事を休むことにする。しかし、原稿のやりとり、打ち合わせは今までどおりやれるはずだし、Boiled Eggs Onlineの連載にも休みはないのである(とほほー、という嘆きが聞こえてこないでもないのだが)。場所が変わっても、同じように仕事の一部が機能するかどうか、がこの休暇のもう一つの楽しみなのだ。

 

(murat)

 
 
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