昨日、『調伏丸の夜』連載原稿の打ち合わせで永澤智美氏に会ったら、BeBe
Rumorsはいつ更新するのかと問いつめられた。笑ってごまかす。最近は、会う人ごとに同じ質問をされる。月一ではそれもいたしかたなかろう。時候の挨拶のようなものなのかもしれないし。
読者諸兄、関係諸氏のご期待に添えず、申し訳なし。他の連載と違い、BeBe
Rumorsには締め切りがない(なんという深慮遠謀!)ので、興が乗ったときしか書かないのである。だいたいは、興が乗らない。それに、今年は夏が来る前からなぜかバテ気味で、気力も涌かない。ここへきてやや回復軌道に乗ってきた気がする。
まずは前回に続き、宣伝を。明日7日月曜発売の「ダ・ヴィンチ」9月号をぜひゲットしてほしい。小滝橋トオルの一頁インタビューが、どどどーんと載っているのである。『Short
Love』ジャケットにある著者写真とはまた趣の異なる小滝橋トオルが登場する。本の刊行前に依頼があり、インタビューが実現した。デビュー前の新人が取材を受けること自体、きわめて異例のことだ。『Short
Love』に出版界の慣例を破るほどの新しい力があることの証だと思う。
「ダ・ヴィンチ」ではついでに、74頁ものぞいてほしい。「出版news
clip」にわがボイルドエッグズが紹介されているのである。『Short
Love』ほか各作品の書影もある。右下の写真は、プロレスラーでもコーチでもないので、念のため。
このたび、Boiled
Eggs Onlineに連載のバックナンバーの一部をPDFファイル化することにした。ウェブブラウザで読むのでなく、ダウンロードして読んでもらう。本文は書籍と同レベルのクオリティを追究しつつ仕上げたので、わりと時間もかかった。書籍やペーパーのサイズでなく、モニターにジャストフィットするサイズに縦横比を工夫してある。もちろんレイアウトはそのままに印刷して読むこともできる。
ぼく自身はこうした読書が一般化するとは、もちろん思っていない。しかし、たとえば近く本になる「しをんのしおり」(10月上旬、光文社知恵の森文庫。タイトルは『極め道』)は、媒体特性の違いで、連載がまるごと本になるわけではない。連載には連載の呼吸みたいなものがあり、本には本のまとめかたがあるからだ。そこでいろいろと考えた結果が、これなのだ。読者諸賢のご理解とご愛読をこいねがう次第。