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■6月19日火曜日
18日(月)、いつもの新宿・京王プラザにて、角川書店の担当編集者Gさんと小滝橋トオルと3人で、8月に出る第2短篇集の打ち合わせをした。担当編集者Gさんにまつわるすこぶる面白い話を聞いたのだが、中身はプライヴェートにすぎるので許可なくては書けない。小滝橋トオルが取材して、小説にするかもしれない。そのときにはあらためて報告しよう。
二人と別れ、地下鉄で銀座に。改札を出て、東銀座方面へ歩き出したとたん、前から妙齢のスレンダーな美女が歩いてきて、ぼくと目があった。
「あらー」
「おやまあ」
「お元気そうね」
「おかげさまで」
なんと、「こずえの試写室」の合木こずえと鉢合わせしたのだった。これから「A.I」の試写に行くのだという。
毎週のように長野から東京に来ているとのことなのだが、お互いに忙しくてなかなか会えない。このときも、お茶を飲む時間もなく、あわただしく挨拶をしただけで右と左に別れた。「きものの準女王」はパンツスーツ姿もさっそうと日比谷方面に去っていった。
■6月16日土曜日
明日日曜日の東京新聞は要チェックだ。三浦しをんの著者インタビューが読書欄に載るらしい。先日取材を受け、写真を撮られた。撮影場所は期せずして加藤文の著者近影とまったく同じだった。こちらはどんな写真になるか、それも楽しみだ。
「東京ウォーカー」6月19日号、「月刊ニュータイプ」7月号(ともに角川書店)にも『月魚』の書評・紹介記事あり。
■6月10日日曜日
臨床心理士の梶原千遠は、チェック魔である。打ち合わせの最中でもしょっちゅうメールをチェックしている。Boiled
Eggs Onlineの更新もじつによく把握している。先日、移動中の電車の中で、
「BeBe Rumorsは少なくとも一カ月にいっぺんは更新しなくちゃダメですよ。いつになったら更新するんです」
と詰問された。
ぼくに再三ペナルティをくらっている三浦しをんは、つねに反撃の機会を窺っている。先日、やはり移動中の電車の中で、
「私ばっかり締め切りとペナルティがあって、BeBe Rumorsに締め切りがないなんて、おかしい。締め切りを設定しましょう」
と言う。さらには、角川書店の担当編集者Sさん(特に名は秘す)と三人で食事していると、
「締め切りか、あるいは仕事の約束を忘れたら、ペナルティは二カ月間の断酒」
と攻撃するのである。
いや。わかっているのである。わかってはいるが、ぼくは作家ではない。作家のように、文章を生業としているわけではない。文章の売り込みを生業としているのだから、売り込みを優先すると、当然のことながら文章は二の次になるのである。
現にこの文章も、ようやく時間ができたので、ウィスキーを飲みながら夜中に書いているくらいだ。
しかし、わかりました。締め切りはともかく(二カ月断酒はあまりに重すぎて理不尽な気がするので)、ウワサ話が一カ月も途絶えては、たしかに読者サーヴィスにもならない。今後は、心と優先順位を入れ替え、少なくとも一カ月以内には本頁を更新することにしましょう。
というわけで、最新のウワサ話は、6月12日(火)発売の「ウォーカー」各誌(角川書店、「東京ウォーカー」除く)に三浦しをんと『月魚』のインタビュー記事が載る予定。ほかの媒体にもインタビュー取材記事の予定があるが、それらはあらためて告知します。
梶原千遠の『快楽』は「Hanako」(マガジンハウス)6月20日(水)発売号に著者インタビューが載る予定。こちらも乞うご期待。
■5月6日日曜日
宣伝を二つ。まずは、「Grazia」(グラツィア・講談社)6月号208頁を見てほしい。今月下旬に『快楽』(文藝春秋)を上梓する臨床心理士・梶原千遠のインタビュー記事が掲載されているのだ。
「なぜか好かれる女、それでも嫌われる女」という特集記事の中で、「“嫌われたくない”症候群」について、「人は生まれたときから、相手に受け入れてもらえるかどうかを確認しながら生きているのだから、他人からどう思われているかを気にするのは自然なこと」と分析している。
相手の言葉や行動に過剰反応する人への処方箋が語られているので、思い当たる人、興味のある向きにはぜひ一読をお勧めしたい。
もう一つは、足立則夫『やっと中年になったから、41人の「ミドルからの出発」』(日経ビジネス人文庫)。「ミドルからの出発」と題して昨年日本経済新聞に連載された記事をもとに新たに編集し文庫にしたもので、このなかの第2章「夢の実現」に小生のことが書かれている。
いろいろと取材され、はずかしいことも赤裸々に綴られているのだが、さすがに日経の敏腕記者で、他人事と思って読めば、なかなか面白い充実した中身になっていると思う。なにより、それぞれの「ミドル」に付いている南伸坊氏の似顔絵がじつに味わい深い。
連載終了後、足立氏から原画をいただいた。どう見ても芥川龍之介の時代の書生にしか見えない時代錯誤のような男の似顔絵を、ぼくはいま家宝にしているのである。
(murat)■
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