Boiled Eggs をめぐって
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才能に賭ける

小滝橋トオルのできるまで

作家エージェントの一カ月

小滝橋トオルの「ざわざわ感」

 

12月10日月曜日

「月刊ニュータイプ」1月号の「本の探検隊」コーナーを見てほしい。『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』の紹介と滝本竜彦のインタビューがある。デビューまでのいきさつや「ひきこもり」のこと、次作『NHKにようこそ!』のことなど、興味深いエピソードが例の調子で面白可笑しく語られている。顔写真も初登場だ。

「ダ・ヴィンチ」1月号は読者が選ぶ「年間ベスト」特集。三浦しをん『月魚』が「恋愛小説」部門ベスト30に選ばれた。え? 恋愛? と思う向きもあるかもしれないが、まあよいではないか。ありがたいことである。三浦しをんはほかにも、エッセイ部門、「今年注目した作家」部門にも顔を出しているので、探してほしい。

「SAY」1月号では臨床心理士・梶原千遠が、「いままでの私をリセットしよう」という特集にコメントを寄せている。「どうせ私なんか」が口癖の人に、自分を好きになる方法をそっと教えます。

 

11月23日金曜日

遅ればせながら、「ナース専科」12月号に臨床心理士・梶原千遠のインタビュー記事が載っているので、ご一読いただきたい。「子どもの心はどう育つ?」というテーマに、臨床心理とスクールカウンセリングの立場から答えたものだ。

また、「プロセデ」11月号、12月号には、梶原千遠の対談が2回にわたり掲載されている。「21世紀 子どもたちはどこへ行く」と題して、編集長芝修一氏と、子どもたちの心の不健康の現状と解決策について語っている。卓抜な内容の連続なので、関心のある向きにはぜひとも読んでいただきたい。

ただ、「プロセデ」は主に埼玉県下で販売配布されている雑誌。入手なさりたい方は下記まで連絡されるのがよいかもしれない。

(株)東武よみうり新聞社:TEL 048-987-0611
(株)カテナ(編集):TEL 0424-90-6831

 

11月5日月曜日(午後)

仕事にならない日々が続いたが、それも今日でおしまい。ワールドシリーズが終わった。

ぼくはDバックスを応援していたが、海の向こうの大石洋子はニューヨーク・ヤンキースの大ファン。なかでもジーター命で熱狂していた様子だが、かわいそうなことをした。今頃は、もっていき場のないくやしさを忘れるために、布団をかぶって寝ていることだろう。

そもそもはマリナーズにヤンキースを破ってほしかった。まるで歯が立たず、悔しい思いを晴らしてもらうために、ぼくはDバックスの応援にまわった。ランディ・ジョンソンとカート・シリング。王者ヤンキースに対する、このふたりの野武士のような男気にあふれた投球。その思いは果たされることなく終わるのかと誰もが思った。

名勝負とはこういう試合をいうのだろう。負けたトーリ監督が「ニューヨークの野球ファンだけでなく、支えが必要な人たちを楽しませることができた」と言ったようだが、たしかにそんなゲームを見られたことがすばらしいことだ。

久しぶりに野球の醍醐味を味わえた数カ月だった。さて、明日からは仕事に戻ろう。

 

10月20日土曜日

「新刊ニュース」11月号(トーハン)に加藤文と海老沢泰久氏の対談が掲載されている。「一瞬の輝きを切り取る――ノンフィクション・ノベルを超えて」というテーマで約2時間語り合った内容はなかなか読み応えがある。もともと加藤文は海老沢氏に私淑していたので、対談の前はかなり緊張していたようだが、始まると話は弾み、あっというまに時間が立った。

加藤文は「小説を書いていてわからなくなると、『美味礼讃』に立ち返るんです」と海老沢氏に話した。ぼくはそれを横で聞きながら、かつてサラリーマンだったころ、仕事に張り合いをなくすと、海老沢氏の『監督』や『F1地上の夢』を引っ張り出しては通勤電車の中で読んだことを、懐かしく思い出した。

 

(murat)

 
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