受賞作家 最新情報
2017年7月〜

■ 12月21日 STORY BOXに小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』のインタビュー!

「STORY BOX」1月号(小学館)の「聞く訊く新刊インタビュー」に、『悲しい話は終わりにしよう』の小嶋陽太郎が登場しています。インタビュアーはまたしても吉田大助氏! 吉田氏にはもはや関係者一同、足を向けて寝られません(笑)。

「自分の中に何かあるような気がするけれど、それが何かわからない。でも書くことによって知ることができる。小説にはそういう機能もあるんだと、この小説を書くことで気付きました」

小嶋陽太郎の現在がわかるインタビューです。ぜひ全文をお読みください。


■ 12月13日 吉田大助氏、野性時代で『悲しい話は終わりにしよう』を激賞!

「野性時代」1月号に、小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』の書評が載りました。評者はふたたび吉田大助氏。一部を引用すると——

 ここには確かにミステリーならではのトリックがあり、終盤にサプライズも仕掛けられているのだが、「ネタは分かっていたよ」と胸を張る人はいない。「分かっていた」予感が実現すること、そのこと自体に物語としての快感があり、そのこと自体に登場人物達にとって意義があるのだから。しかも「予感の実現」の感触はほんのつかの間で、物語は予想だにしなかった方向へとさらに一歩、先へと進む。そして、未曾有の人間ドラマが爆発する。タイトルの意味が、心に突き刺さる。
 この作品を、「青春ミステリー」と呼ぶ人はやっぱりいない。この作品は。ただただ抜群に優れた「小説」だ。

と激賞しています。ぜひ全文をお読みください。


■ 12月8日 本の旅人12月号『悲しい話は終わりにしよう』の書評全文!

「本の旅人」12月号に掲載された、吉田大助氏による小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』の書評が、下記で全文読めるようになりました。ぜひご一読を。

 ミステリー(推理小説)とは呼ばれないが、人間の心の謎というテーマからもたらされる必然的な帰結として、ミステリーの構造や演出が採用されることの多い吉田修一や角田光代、中村文則の小説を思い出した。小嶋陽太郎が、彼らに連なる作家であると多くの人々が気付いたきっかけは、本作だったとのちに語られることになるだろう。

カドブン > レビュー > ありふれた行為が、かけがいのない奇跡のように『悲しい話は終わりにしよう』吉田大助評


■ 12月7日 WEB本の雑誌に『悲しい話は終わりにしよう』の書評!

WEB本の雑誌に、小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』の書評が載りました。評者は松井ゆかりさん。一部を引用すると——

 すべての読書好きは小嶋陽太郎の本を読むべきだ。この若き作家が一作ごとに進化を遂げていることをリアルタイムで実感できるから。これまではどちらかというとキュートさやユーモアが前面に押し出されていたが、本書ではこれまで以上に繊細で真摯な作風が印象に残る。(中略)
 小嶋陽太郎さんは、第16回ボイルドエッグズ新人賞受賞作となった『気障でけっこうです』(角川文庫)で2014年にデビュー。作家になられてまだ3年、しかも今年26歳。ただ年齢を重ねていればよい小説をかけるというものでもないということを改めて思い知らされた。さまざまな境遇の人々の心情を細やかに描く力を、この若者は手にしている。

というのです。「すべての読書好きは小嶋陽太郎の本を読むべきだ。」この力強い言葉に励まされます。全文は以下でお読みください。

WEB本の雑誌【今週はこれを読め!エンタメ編】一歩踏み出す勇気をくれる小説〜小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』


■ 12月6日 信濃毎日新聞に小嶋陽太郎のインタビュー記事!

12月5日付信濃毎日新聞と市民タイムスに、小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』のインタビュー記事が載りました。4日に取材を受け、翌日に記事になるという早業!


■ 12月2日 小嶋陽太郎『おとめの流儀。』文庫版、見本出来!

小嶋陽太郎の『おとめの流儀。』文庫版の見本ができました! 三浦しをんをも泣かせた、小嶋陽太郎の長篇第三作です。単行本で未読の方は、この機会にぜひ。ポプラ文庫より12月5日発売です!


■ 11月30日 本日30日(木)、小嶋陽太郎がFM長野「ラジモ!」に生出演!

本日30日(木)、小嶋陽太郎が地元FM長野の番組「ラジモ!」の「ジモトーク」コーナーに生出演します。インタビュアーは、毎回お世話になっているパーソナリティの唐木さやかさんと、ダイナマイトマンダムさん。新作『悲しい話は終わりにしよう』と地元松本についてたっぷり聴けると思います。FM長野の入る方は、お聴き逃しのなきよう!

FM長野「ラジモ!」
・出演時間:「ジモトーク」コーナー(午後5時〜)
・パーソナリティ:ダイナマイトマンダム、唐木さやか
番組ブログ(木曜)はこちら


■ 11月28日 本の旅人12月号に『悲しい話は終わりにしよう』の書評!

「本の旅人」12月号に、小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』の書評が載っています。評者は吉田大助氏。小嶋陽太郎を「チャーミングの天才」と読んだ吉田氏も、本作のタッチと内容に驚愕しています。一部を引用すると——

 物語は、二つのパートをシャッフルしながら進んでいく。どちらのパートも、自分の感情を恋愛と名付けられない登場人物たちの臆病さと、特殊な事情とが絡み合い、ひりひりした痛みが持続する。でも、そこにはちゃんと、ときめきがある。幸せがある。……作者は主要登場人物たちの平熱を下げることで、見る人によってはかすかな熱や光としか感じられないものを、かけがえのない奇跡だと感じさせる演出に成功している。
 ミステリー(推理小説)とは呼ばれないが、人間の心の謎というテーマからもたらされる必然的な帰結として、ミステリーの構造や演出が採用されることの多い吉田修一や角田光代、中村文則の小説を思い出した。小嶋陽太郎が、彼らに連なる作家であると多くの人々が気付いたきっかけは、本作だったとのちに語られることになるだろう。

というのです。作品ともども、書評もぜひご一読ください。


■ 11月27日 小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』本日配本!

小嶋陽太郎の書き下ろし長篇第七作『悲しい話は終わりにしよう』はKADOKAWAより本日27日配本です! 松本を舞台に、一大学生の青春の喪失と再生を描き切った、小嶋陽太郎のここまでの集大成、そして第2のデビュー作ともいえる入魂作。ネット書店で予約もできます。

カドカワストア
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Rakutenブックス
セブンネット
e-hon
honto
紀伊國屋書店


■ 11月22日 小説新潮12月号に小嶋陽太郎の短篇「恋をしたのだと思います」掲載!

今日発売「小説新潮」12月号に、小嶋陽太郎のの短篇「恋をしたのだと思います」が掲載されています。同誌に不定期に連載した神楽坂連作の掉尾を飾るにふさわしい魅力の一篇です。グラビアの「小説新潮作家名鑑」にも小嶋陽太郎が登場、連作の舞台となった不気味な象の滑り台や可愛いお友達とともに写っています。ファンならずとも必見です!


■ 11月21日 小嶋陽太郎『悲しい話は終わりにしよう』見本出来!

小嶋陽太郎の書き下ろし長篇『悲しい話は終わりにしよう』の見本ができました! 松本を舞台に、一大学生の青春の喪失と再生を描き切った、小嶋陽太郎ここまでの集大成、そして第2のデビュー作ともいえる入魂作です。角川書店より11月27日配本です。ご注目ください。


■ 11月14日 小嶋陽太郎/単行本&文庫の新刊情報!

小嶋陽太郎の書き下ろし長篇『悲しい話は終わりにしよう』はKADOKAWAの単行本として11月29日発売です。松本を舞台に、一大学生の青春の喪失と再生を描き切った著者渾身の新作です。

また、ポプラ社より単行本として刊行された『おとめの流儀。』が文庫化されます。ポプラ文庫として、12月5日発売です。カバーイラスト&デザインも完成しました。

どちらもお楽しみに!


■ 10月23日 小嶋陽太郎『今夜、きみは火星にもどる』25日発売!

小嶋陽太郎『今夜、きみは火星にもどる』(角川文庫)はいよいよ10月25日発売です。高校生たちの切ない時間を切りとった青春小説の傑作をぜひ! 吉田大助氏による「解説」も作品の魅力を縦横に語って読み応えあります。iBooks版、Kindle版も同時発売です。


■ 10月16日 小嶋陽太郎新作『悲しい話は終わりにしよう』11月29日発売!

小嶋陽太郎の新作(長篇第7作)のタイトルと発売日が決まりました。タイトルは『悲しい話は終わりにしよう』、KADOKAWAより単行本として11月29日発売です。松本を舞台に、一大学生の青春の喪失と再生を描き切った著者渾身の書き下ろしです。お楽しみに!


■ 10月14日 小嶋陽太郎『今夜、きみは火星にもどる』見本出来!

小嶋陽太郎『今夜、きみは火星にもどる』(単行本『火星の話』を改題)の見本があがりました。カバーイラストはとろっちさん、デザインはAFTERGLOW。小嶋陽太郎のあとがき付き、解説は吉田大助氏です。角川文庫より10月25日に刊行されます。いましばらくお待ちください!


■ 10月3日 「今夜も窓に灯りがついている」に小嶋陽太郎がエッセイを寄稿!

WEBリレーエッセイ「今夜も窓に灯りがついている」に小嶋陽太郎がエッセイを寄稿しています。タイトルは「無精の灯り」。一問一答のコメントもあり。ぜひお読みください。

今夜も窓に灯りがついている > 無精の灯り/小嶋陽太郎


■ 9月1日 FM長野「ラジモ!」で小嶋陽太郎と『ぼくらはその日まで』紹介!

FM長野「ラジモ!」の「ジモトーク」コーナーに小嶋陽太郎が出演し、ブログに写真がアップされています。インタビュアーのお二人は、パーソナリティの唐木さやかさんとダイナマイトマンダムさんです。ありがとうございました!

FM長野「ラジモ!」
番組ブログ(木曜)はこちら


■ 8月30日 31日(木)、小嶋陽太郎がFM長野「ラジモ!」に生出演!

明日31日(木)、小嶋陽太郎が地元FM長野の番組「ラジモ!」の「ジモトーク」コーナーに生出演します。インタビュアーは、デビュー時から毎回お世話になっているパーソナリティの唐木さやかさんと、ダイナマイトマンダムさん。新作『ぼくらはその日まで』などについてたっぷり聴けると思います。FM長野の入る方は、お聴き逃しのなきよう!

FM長野「ラジモ!」
・出演時間:「ジモトーク」コーナー(午後5時〜)
・パーソナリティ:ダイナマイトマンダム、唐木さやか
番組ブログ(木曜)はこちら


■ 8月29日 ダ・ヴィンチニュースに『ぼくらはその日まで』書評!

「ダ・ヴィンチニュース」に、小嶋陽太郎『ぼくらはその日まで』(ポプラ社)の書評が出ています。評者は立花もも氏。一部を引用すると——

 ぼくらはその日まで。その日とは、いつか大人になって現実を知る、永遠なんてないと思い知る日のことかもしれない。でも、今この瞬間の「絶対」をつないでいけば、いつかそれは永遠に似たものに変わるかもしれない。そう信じていきたいと思わせる切実なピュアさが、サクたちの過ごす夏にはある。ぜひこの夏を彼らの冒険とともに読者にも過ごしていただきたい。

というのです。ぜひ全文をお読みください。

ダ・ヴィンチニュース > 今この瞬間の「絶対」をつないでいけば、いつかそれは永遠になる――初恋を通じて少年たちの成長を描く『ぼくらはその日まで』


■ 8月21日 小説新潮9月号に小嶋陽太郎の短篇「象の像」が掲載!

明日22日発売「小説新潮」9月号に、小嶋陽太郎の新作短篇「象の像」が掲載されています。東京の神楽坂に実在するとある公園が舞台の、傑作です。お見逃しなく!


■ 8月18日 小嶋陽太郎が長篇第7作脱稿&文庫化情報!

小嶋陽太郎が長篇第7作を脱稿しました。書き下ろしです。タイトル、出版社、出版時期等はあらためて告知します。

なお、長篇第2作『火星の話』(角川書店)は、『今夜、きみは火星にもどる』と改題し、角川文庫より10月に刊行されます。こちらもお楽しみに!


■ 8月16日 朝日中高生新聞に『ぼくらはその日まで』紹介と読者プレゼント!

8月13日付「朝日中高生新聞」に、小嶋陽太郎『ぼくらはその日まで』(ポプラ社)の紹介と読者プレゼントが載っていました。抽選で3名に、23日必着とのことです。


■ 8月12日 尾﨑英子が脚本家デビュー!

『私たちの願いは、いつも。』(角川文庫)で作家デビューした尾﨑英子が、今度は脚本家としてデビューすることとなりました! 11月より放送・配信がスタートする 小林聡美・大島優子主演の WOWOW×Hulu共同製作ドラマ「コートダジュールN゚10」(コートダジュールナンバーテン)全9話のうち5話の脚本を担当・執筆しています。ドラマの詳細は以下でごらんください。尾﨑英子担当作品の情報等は追ってお知らせします。

WOWOW×Hulu共同製作ドラマ「コートダジュールN゚10」


■ 8月9日 早くもWEB本の雑誌に『ぼくらはその日まで』の書評!

「WEB本の雑誌」に、早くも小嶋陽太郎『ぼくらはその日まで』(ポプラ社)の書評が載りました。評者は松井ゆかりさん。一部を引用すると——

 本書を読まれるにあたって、ぜひおすすめしたいことがふたつ。ひとつは、先に前作『ぼくのとなりにきみ』(ポプラ社刊。よろしければ、2月15日更新のバックナンバーをお読みになってみてください)を読んでおくこと。もうひとつは、読書される部屋の床に置いてあるものをどけてなるべく広めのスペースを作ること。ひとつめはわかるけど、ふたつめは何のためかって? それは、『ぼくらはその日まで』のあまりの甘酸っぱさにノックアウトされて身悶えしてもだいじょうぶなようにするためさ(私も夫と息子らが出払ったすきを見計らい、心ゆくまで和室をゴロゴロと転げ回りました)!

というのです。広めのスペース確保が済んだら(笑)、ぜひ書評全文をお読みください!

WEB本の雑誌 > NEWS本の雑誌 > 小嶋陽太郎『ぼくらはその日まで』の甘酸っぱさにノックアウトされる!


■ 8月3日 小嶋陽太郎の新作『ぼくらはその日まで』いよいよ発売!

小嶋陽太郎の新作(長編第6作)『ぼくらはその日まで』(ポプラ社)がいよいよ4日(金)発売です。アマゾンにはすでに在庫がありますので、書店店頭にも3日(木)から並び始めるのではないかと思います。作品は『ぼくのとなりにきみ』の続篇にあたり、朝日中高生新聞に連載した『真夏の一番星』を改題、内容を大幅にボリュームアップし、改稿したものです。人物設定やストーリーが改変されており、朝日中高生新聞を読んだ読者でも、また『ぼくのとなりにきみ』が未読でも、オリジナルの独立した作品として楽しめるはずです。ぜひお買い求めください!

Amazon > 小嶋陽太郎『ぼくらはその日まで』


■ 8月1日 小嶋陽太郎が小説新潮9月号に短篇を寄稿!

「小説新潮」9月号に、小嶋陽太郎が短篇「象の像」を寄稿しました。大学生の僕が神楽坂にある公園を訪れますが、それにはわけがあり……8月22日(火)の発売を楽しみにお待ちください。


■ 7月29日 小嶋陽太郎の新作『ぼくらはその日まで』見本出来!

小嶋陽太郎の新作『ぼくらはその日まで』(ポプラ社)の見本があがりました。8月4日(金)の発売まで、いましばらくお待ちください!


■ 7月4日 小嶋陽太郎の新作『ぼくらはその日まで』8月上旬発売!

小嶋陽太郎の新作(長編第6作)『ぼくらはその日まで』(ポプラ社)が8月上旬発売と決まりました。2月刊『ぼくのとなりにきみ』の続篇にあたり、朝日中高生新聞に連載した『真夏の一番星』を改題、内容を大幅にボリュームアップし、改稿したものです。『ぼくのとなりにきみ』が未読でも、独立した作品として楽しめます。乞うご期待です!


⇒Archives > 2017年1月〜6月
Hot Book
悲しい話は終わりにしよう
小嶋陽太郎
角川書店/2017年11月29日発売/定価・本体1400円+税
僕がその手を離さなければ、未来は違っていたのだろうか。
友情、淡い恋心、ちぐはぐな心とからだ――生まれ育った松本を舞台に、胸をかきむしるほどの切なさで青春の喪失と再生をみずみずしく描ききった小嶋陽太郎入魂の新境地! 痛みと絶望の先に差すかすかな光のまぶしさに胸がひりつく青春小説!
Eggs Bookstand
おとめの流儀。
小嶋陽太郎
ポプラ文庫
2017年12月刊
定価・本体740円
⇒ 特設サイトへ
ぼくらはその日まで
小嶋陽太郎
ポプラ社
2017年8月刊
定価・本体1400円
ぼくらはその日まで
小嶋陽太郎
ポプラ社
2017年8月刊
定価・本体1400円
私たちの願いは、いつも。
尾﨑英子
角川文庫
2017年1月刊
定価・本体680円
第15回ボイルドエッグズ新人賞受賞作
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