鹿男あをによし（２）

Ｂ６判ソフトカバー

「この話を人間にするのは、１８０年ぶりだな」

「サンカクを手に入れないと、この世は大変なことになる」と“鹿”に言われるがまま古都を奔走する新人教師・小川。

タイムリミットが近づく中、“サンカク”を手に入れる最大のチャンス、大和杯が迫る！

２０万部突破の大ベストセラー＆直木賞候補作、驚天動地のコミック化第２巻！

川田幸代。29歳。会社員。
腐女子。（自称したことはない）
社の秘められた過去に挑む！

制服を着たインモラル

四六判ソフトカバー

「お前とつき合えない理由、わかっただろ？」
「いや、全然……理解できないんですが……」
　喋り方だって変だ。花梨さんはそんなガサツな喋り方をしなかった。
「ごめん、オレ、男なんだ」
　は？
　お、と、こ？
（中略）
「ほら、理解しろよ」
　ぐいっと引っ張られた手に、花梨さんの股間を握らされた。
　ぎゃぁぁぁぁ！
　ついてるよ、アレ、ついちゃってるよ！
　　　　　　　　　　　　　 （本文より）

前代未聞の恋愛大災害（ラブハザード）に見舞われた純情メガネ男子（１７歳）に明日はあるのか!?

ＢＬ界の異端児がおくる、奇想天外のありえざる初恋小説!!

走り抜け！「速く」ではなく「強く」！

今秋、映画公開！

林業っておもしれ〜！

鴨川ホルモー（３）

Ｂ６判ソフトカバー

サークル分割を経て、安倍たち「青竜会ブルース」は十七条ホルモーを制するため始動した！　古の都・京都で巻き起こる、摩訶不思議な青春活劇、堂々のクライマックス!

プリンセス・トヨトミ

はっきりいって、万城目学の最高傑作でしょう。ちょっと、うなってしまった。
　　　　　　　　　　　　――金原瑞人

このことは誰も知らない。
五月末日の木曜日、午後四時のことである。
大阪が全停止した。
長く閉ざされた扉を開ける「鍵」となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女である。いや、この場合、二人の少女というべきか。
大阪全停止よりさかのぼること十日、月曜日の朝に、物語は始動する。

『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』を凌ぐ面白さ！　前代未聞、驚天動地のエンターテインメントがついに幕を開ける！

鴨川ホルモー（２）

Ｂ６判ソフトカバー

大学２年の春を迎えた安倍たちは、世にも不思議な「オニ」を闘わせる競技「ホルモー」に初参戦するが……!?　京の都にこだまする、若者たちの青春の叫びを聞け!!

「少年エース」に絶賛連載中のコミック、第２巻！

『鴨川ホルモー』第３巻は４月２５日発売予定！

鴨川ホルモー

このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女（鼻）でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!

ボイルドエッグズ新人賞受賞のデビュー作＆読書界を席巻した１８万部突破のベストセラーが、ついに文庫化！　金原瑞人の解説は必読！　石居麻耶描き下ろしのカバー＆カラー目次は必見！

人生に退屈なことなど何もない