ボイルドエッグズ発 最新刊
タイトル:探偵はぼっちじゃない
著者:坪田侑也
出版社:角川文庫
発売日:2022年7月21日
定価:本体740円+税

  カバーイラスト:田村結衣 カバーデザイン:大原由依


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作品紹介

君が書いた小説が誰かを救うんだ。

受験、友人、親との関係——「空気を読むのに疲れた」ぼくらのための青春ミステリ! 執筆当時、中学3年生! 第21回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。

緑川光毅は中学3年生。受験のストレスから逃れようと家の周りをぶらついていると、当然、同級生だと名乗る不思議な少年に、一緒に推理小説を書こうと誘われる。一方、緑川が通う中学の新米教師・原口は、自殺サイトに自校の生徒と思しき人物が出入りしていることを知る……。
生徒と教師、それぞれの屈託多き日々が交わったときに明かされる真実とは。執筆当時15歳、新たなる才能が描く、瑞々しくも企みに満ちた青春ミステリ!

○ 文庫版あとがき:坪田侑也
○ 解説:瀧井朝世  

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文庫版あとがきより

 ……こうして書いてみると、青春と呼べる期間の、半分以上がこの五年に詰まっているようだ。
 本書には、五年前の、つまり中学生だった僕の思いが書き込まれている。文庫化にあたって読み返し、そう強く感じた。もしかしたら、思いというよりも、叫びに近いかもしれない。それが、今も文章の中に保存されている。

著者紹介

2002年、東京生まれ。現在、私立大学医学部在学。2018年(15歳)、『探偵はぼっちじゃない』で第21回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、翌年、KADOKAWAより同作で作家デビュー。2022年7月、長篇第2作を脱稿した。

『探偵はぼっちじゃない』レビュー
(2022.8.7更新)
 

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