Eggs Info 新着たまご情報

 

本ページでは、ボイルドエッグズが贈る作家諸氏の新刊近刊情報を案内します。定期的にアクセスし、最新情報にふれてください。ふだんは見えない、楽屋裏のここだけの話が飛び出すかもしれません。

Now On Sale―刊行中の全書籍

2000年〜2003年10月24日のたまご情報

 

12月25日
滝本竜彦
「少年エース」で初の漫画連載開始!
   


どうしようもない

天使が降りてきた

……のか!?

  タイトル

NHKにようこそ!

  原作 滝本竜彦
  漫画 大岩ケンヂ
  雑誌名 少年エース2月号
  出版社 角川書店
  発売日 2003年12月26日(金)
  定価 500円
  内容

ベストセラー&ロングセラーの名作『NHKにようこそ!』(角川書店)がついに漫画化された! 漫画は「GOTH」の漫画化を手がけた俊英・大岩ケンヂ。2月号新連載は巻頭カラー!

「どうしようもない俺」に頭を抱え、「天使のような岬ちゃん」の可憐さに胸を熱くしてくれ! 滝本竜彦も太鼓判の、ハイクオリティ&ハイテンションの世界が展開する! 新たなるノンストップ・ひきこもり・アクション、ここに開幕!

     
12月7日 三浦しをん しおりの最新エッセイが単行本に!
   

   

……しかし、楽園はまだまだ遠い!?
人気作家の愛と情熱と勘違い
に満ちた日常を見よ!
ノンストップな爆裂エッセイ!!

 
タイトル
夢のような幸福
 
著者
三浦しをん
 
出版社
 
発売日
2003年12月10日(水)配本
 
定価
本体1400円+税
 
判型
四六判ソフトカバー/240頁
 
装幀
柳本あかね
 
カバー挿画
吉野朔実
  内容

君はもう、三浦しをんを読んだか!?

*愛が試されるとき
*欲望の発露する瞬間
*恋のお手本
*なにを見ても男の友情に置きかえる
*エスパーに遭遇するより低い確率
 etc.

読みはじめたら止まらない! 人気爆発、爆笑必至の、疾走感溢れる傑作エッセイ!!
お待たせしました。本Boiled Eggs Online連載「しをんのしおり」の単行本化第4弾。

     
12月7日
滝本竜彦
「別冊文藝春秋」で初の長篇連載開始!
   

新年号特別企画
合法ドラッグ対談
「あの頃、僕らの部屋では」
乙一 vs 滝本竜彦

も掲載!

  タイトル

僕のエア

  著者 滝本竜彦
  雑誌名 別冊文藝春秋1月号
  出版社 文藝春秋
  発売日 2003年12月7日(日)
  定価 1500円
  挿画 安倍吉俊
  内容

 友が皆、俺より立派に見えたとしても、あまり自分を責めてはいけない。
 その惨めさは、ただの幻覚妄想だ。
 貯金が無くても気にするな。金なんてタダの抽象概念だ。今月の家賃が払えないなら、大家の峰岸さんに土下座しろ。
 皆に伊藤に見下されてる気がしても胸を張れ。社会的地位やステディな彼女の存在などは、人を惑わすゆめまぼろしの類に過ぎない。
 ……その日の俺は、かなり気持ちが弱っていた。宇宙にある全存在が、俺より遙かに立派に見えた。道ばたの石ころにも負けてる気がして泣きたくなった。

 ……

友も恋人も生き甲斐も定職も金もない俺。人生最悪の日に、そいつは電信柱の陰から現れた――構想3年、ひきこもり世代のトップランナー・滝本竜彦の才能が全開する待望の新作長篇! これを読まずに新世紀文学は語れない!

     
  特別対談 あの頃、僕らの部屋では
 乙一 vs 滝本竜彦
  内容

90年代後半に起こった第二次サイケデリック・ムーブメントの波をざぶんと浴びた、気鋭の人気作家ふたりが、2号連続で語る「ああの頃のこと、そして現在」。

切なさの達人・乙一とひきこもり世代のトップランナー・滝本竜彦が3時間半に渡り語り合った、めまいがするほど面白い「合法ドラッグ対談」。ファンならずともこれは読みのがせない!

     
11月29日 加藤 文

新たなる代表作、ついに登場!

   
   

気宇壮大!

戦後日本を疾風怒濤のごとく
駆け抜けていった男がいた。

  タイトル 電光の男
  著者 加藤 文
  出版社 文藝春秋
  発売日

2003年12月5日(金)

  定価 本体2095円+税
  判型・頁数 四六判上製・288頁
  内容 戦後、焼け跡の無惨な姿をさらす銀座。光の消えたビルの屋上から、この物語は始まる。やり直せるさ。必ずやり直せる――俺のアイディアで、銀座の夜を昼に変え、日本中に光を取り戻してみせる! 誰もが思いも付かない独創的な方法で、戦後の意気消沈した日本を造り替えた伝説の男の物語。稀代の物語師、加藤文の新たなる代表作、ついに登場!
  阿久悠氏推薦文

逆境を好機に変える天才とは、ぼくが広告代理店の社員時代におぼえた言葉である。飢餓を憧憬に変える達人といってもいい。その頃、寄り集まる誰もが、有名無名にかかわらず天才と達人に見えて、ときめいたものだ。
『電光の男』を読むうちにぼくの脳裏には、ある人の姿がうかぶ。銀座の夜を変えた男という尊称はぼくの会社員時代に既にあって、たしかにある時代を証明した人であった。ぼくの追憶はそこでやみ、追憶から離れたロマンを追う。      
            ――阿久悠  

     
11月21日 三浦しをん 連作短編の第5作発表!
   
 
タイトル
冷血
 
著者
三浦しをん
 
雑誌名
小説新潮12月号
 
出版社
新潮社
 
発売日
2003年11月20日(木)
 
定価
860円
  内容

「小説新潮」10月号に発表した「水葬」に続く連作短編の第5作。

太ももに蜥蜴の刺青をした女の幻影は一生つきまとう、夢の中の電車に僕を乗せて……。気鋭作家の会心作!

     
11月17日 三浦しをん 初の文庫書き下ろし小説!
   
   

こんなロマンス、
読んだことない!

話題騒然! 気鋭作家の
渾身書き下ろし!

 
タイトル
ロマンス小説の七日間
 
著者
三浦しをん
 
出版社
 
発売日
2003年11月22日(土)
 
定価
本体590円(税別)
 
判型
文庫/288頁
 
カバーイラスト
こなみ詔子
  内容

あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、28歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!

いま注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説!

     
11月13日
滝本竜彦
コミック誌「九龍」で滝本竜彦大特集!
   

読んでくれなきゃ
ダメ!ゼッタイ!

  タイトル

特集「超人・滝本竜彦」
ひきこもり世代のトップランナー

  雑誌名 九龍(クーロン)Vol.6
  出版社 河出書房新社
  発売日 2003年11月15日(土)
  定価 本体952円(税別)
  カバーアート 小畑 健
  特集内容

部屋にこもりて、思索にふける!
その正体は、ネット時代の哲学者か、
病んだ現代社会の体現者か!?
NO!!!!!
彼こそ、ひきこもり世代のトップランナー!
今いちばん新しくて面白い小説を書く男・滝本竜彦である!!
「九龍」Vol.6は、その、注目の小説家に迫る情熱的大特集!

滝本竜彦書き下ろし最新2作一挙掲載!

ダブル・タツヒコが贈るSF漫画
「山田さんの夏」
 原作・滝本竜彦
 作画・イダタツヒコ

ファン待望の最新短篇小説
「メタフィジカル・マルチまがい」
 挿画・小畑 健

滝本竜彦語り下ろしロングインタビュー
作家エージェント・インタビュー
滝本竜彦の仕事! 今後の活動予定

     
11月7日 梶原千遠 男たちの驚くべき精神病理!
   
   

「母の愛」が生み出した
男たちの精神病理

 
タイトル
「したくない症候群」の男たち
 
著者
梶原千遠(かじはらちおん)
 
出版社
 
発売日
2003年11月10日(月)
 
定価
本体1500円(税別)
 
判型
四六判ソフトカバー/246頁
 
装幀
川上成夫
  内容

男になりたくない。一人になりたくない。積極的に生きることを拒否する彼らの横には、いつも「優しい母」がいる。父親不在と母子密着――現代社会に特有の家族形態が生んだ男たちの心の歪みを、五つのケースを紹介しながら分析・処方する。彼らの心の中にはどんな物語が埋められ、どんな病理が隠されているのか? 新進気鋭の臨床心理士・梶原千遠、渾身の書き下ろし!

第1章:男になりたくない男
第2章:聞きたくない男
第3章:一人になりたくない男
第4章:さわりたくない男
第5章:人前に顔を出したくない男
終章:「母性が増殖する時代」の処方箋

  著者Profile 1968年生まれ。臨床心理士。慶應義塾大学文学部文学科英米文学専攻卒業。同大学院社会学研究科修士課程修了。著書に『きれいになりたい5つのタイプ』(文春ネスコ)『子どもの心が見えますか』(マガジンハウス)『快楽』(文藝春秋)『「ひきこもり」たい気持ち』(角川書店)がある。
     
11月7日 三浦しをん あの名エッセイが文庫になった!
   
   

世界唯一、
これがホントの妄想ワールド!!

ここは、花咲く脳内世界!! あなたに妄想、お裾分け!! ひとたび読めば誰もが虜、知らない世界が待っている。

 
タイトル
妄想炸裂
 
著者
三浦しをん
 
出版社
 
発売日
2003年11月10日(月)
 
定価
本体580円(税別)
 
判型
文庫/212頁
 
イラスト
羽海野チカ
  内容

話題の爆笑エッセイが、文庫になって帰ってきた!!

東に西におもしろいマンガを小説を探し続け、心からホモ漫(ホモ漫画)を愛する。ある時は愛するバンドを追っかけ、またある時は、盆栽と戯れる。日常の中、炸裂し暴走する妄想は、留まるところを知らない!! さすらうマンガハンター・三浦しをんが、書を求めて、今日も街をさまよう!!

2001年新書館より単行本として刊行された『妄想炸裂』の文庫化。

     
 
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