『ドールハウスの惨劇』に続く衝撃作
タイトル:怪物のゆりかご
著者:遠坂八重
出版社:祥伝社
発売日:2023年9月8日
定価:本体1,800円+税

  装画:中野カヲル 装幀:albireo


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作品紹介  

ふたりの高校生探偵が“怪物”に迫る。

探偵たちが目にしたのは、男子高校生が自分自身を傷つける衝撃の動画だった。その“呪いの動画”のなかで、血まみれとなった男子高校生は“加害者”を告発していた。「彼は誰かに脅されていた」高校生の恋人から依頼を受けた、たこ糸研究会の滝蓮司と卯月麗一は、動画に隠された真意を追うが、やがて事件は禍々しい様相を呈しはじめる……。

第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞作『ドールハウスの惨劇』から続く、衝撃の連鎖! 見えていた世界が一瞬で変わる、驚愕のミステリー!

☞ ナニヨモ >『怪物のゆりかご』遠坂八重さんインタビュー

著者紹介
遠坂八重(とおさかやえ):神奈川県出身。早稲田大学文学部卒業後、一般企業に勤務しながら、小説執筆に挑戦。2022年、『ドールハウスの惨劇』で第25回ボイルドエッグズ新人賞を受賞、2023年1月、同作で作家デビューを果たす。エンターテインメント性に富んだ筆力とキャラクター造形の妙を兼ね備える、期待の大型新人。尊敬する作家は、ヘルマン・ヘッセと川端康成。

著者あとがきより
残念ながら、あれから二十年以上経った今でも、いじめは相変わらずいじめとしてこの世に存在しています。そういうニュースを耳にするたび、いつもすごく胸が痛み、不甲斐ない気持ちになります。せめて物語の世界では、加害者にはきちんと制裁を受けてほしいという想いから、本作は形作られました。
  
書店員さん激推し!

どっぷり、このミステリーにはまって、秀逸さにうなった。
一作目も面白かったが、二作目はもっとすごかった
――ジュンク堂書店滋賀草津店・山中真里さん

衝撃的なはじまりから、怖ろしいゆりかごに乗せられ、惨劇の輪が一気に繋がり、激しく揺さぶられる
それでいて、ふたりの高校生探偵は爽やかなのだ。
――うさぎや矢板店・山田恵理子さん

『怪物のゆりかご』レビュー
(2023.11.29更新)
もうなんか、凄いわ……。怖くて怖くて怖くてでも読んじゃった。
最初のくすっとする掛け合いも中盤で色んなものが集まってくるのも最後も全てが最高でした、、
読んでて目眩はするし息は止まるしで凄く怖い!怖い!と思いながらも気になってどんどん読んでしまいました😌
次作もあるならとても楽しみです🍀
——ぽん@azumilk214さん(Xより) 11月28日


「怪物のゆりかご」
読了! 一気に読んじゃった! 前作のドールハウスも面白かったから続きがすごく楽しみだった! すごく面白かった! 最初の告発動画のインパクトが凄い。麗一と蓮司の関係性がすごく好き。
怪物のゆりかご…最後まで読んで、そういう事か…と思わず声が出た。
——深紅@クラッパー5年目@69clsinkuさん(Xより) 10月25日


怪物のゆりかご読了♪
凄かった。前半はゆったり、中盤からジワジワ、終盤は一気に畳み掛け、エピローグでそれぞれが未来へ一歩歩み出すラスト。
作中、不要な一文とかあるけどソレがイイ👍遠坂さんはソレを活かすのが上手い。
とにかく面白かった😆続編、新作に期待☺️
——シン・ベアッガイさん@stuvwxyz694さん(Xより) 10月23日


読了
怪物のゆりかご
遠坂八重
美しき変人&品行方正の高校男子コンビが今回挑むのはネット上で衝撃的な公開自殺未遂事件。二転三転する状況にコンビと共に読者も振り回されます。丁々発止のコンビの会話が楽しい分、凄惨なシーンに震え上がることまちがいなし
——おおおに@UPYJtqgMjPmMWrrさん(Xより) 10月23日



「怪物のゆりかご」(遠坂八重)読んだ。学内で便利屋を請け負う高校生コンビが活躍するシリーズ2作目。センセーショナルないじめ告発動画と飛び降り自殺を決行したのは誰からも好かれる優等生。彼氏がそんなことするはずないと調査するよう依頼を受ける。

前作では毒親、本作ではいじめをテーマとして構築されているため重苦しい過去の描写が多いが探偵と助手の卯月と滝のコンビが軽快なやり取りを見せてくれるので読み疲れない。滝くんは学業優秀で純粋なものだから悪意に気付かずあとからそれを知り慄然とするその様子が痛ましくて学生の等身大さを感じる。

対して探偵役の卯月くんはというと顔はいいが貧乏で変人というキャラクター。振る舞いとしてはホームズ的な推測を立て行動するタイプだが高校生らしく夜行バスで移動したりもちろん学生生活だって送る。この2人のやり取りが読んでいて楽しく反面事件の過去にある闇には息が詰まるような感覚も。

依頼人の名門校出身女子高生、自殺決行の末精神病院に籠る男子高校生、その母の調査を経て事件は過去の闇を掘り起こす羽目に。等身大の高校生の滝くんを通して読む本作はいじめの悪意を彼と共に追いかけるような感覚もある。最後のほうのシーンは前作のような緊迫感があり読み応えあり。

前作「ドールハウスの惨劇」を面白いと思った人は引き続きたこ糸研究会の2人と共に事件を追うと面白いこと間違いない。近年のミステリというよりはホームズのようなバディもの、高校生探偵の活躍が読みたい人にはおすすめの作品だと感じる。
——斬舞滅貴@kiribu50mekkiさん(Xより) 10月12日


怪物のゆりかご
読むの迷ってる人いたら今日か明日にでも読んだ方がいい。
本文に出て来る日付が10月からなので、今週中に読むのと来月読むのとでは摂取できるが感覚が変わってくる(個人の感想です)。
いつ読んでも面白さ変わらないが、物語の季節と同じ時期に読むのが好きです。
——忘美@vvsrmeさん(Xより) 10月12日



「怪物のゆりかご」読了。社会問題を抉り込んでくる作品でした。犯人の動機については予想外でしたが、徐々に明らかになる真相に一気読み。続編お待ちしております!そしてやっぱり探偵役の子の半生が気になる…!!

怪物のゆりかごのワンシーンに痛いほど覚えがあるので蓮司君の心境にうぐっとなり、それに対する蓮司君の母親と麗一君の台詞にちょっと救われました
——菫城 珪@iolite1107さん(Xより) 10月10日


怪物のゆりかご、あとがき読んで泣いてしまった。内容のネタバレは一切無い。巻末に百字書評がついているのも良い。これもブックサンタしたい。

鎌倉が舞台で、序盤に横浜総合病院が出てくる。横浜総合病院は横浜市でも北の方。川崎や町田に近く、いわゆる海側の横浜っぽいとこにない。周りは山。
別に知らなくても差し障り良いけど、こんなとこまで運ばれたと思うと不安の質が上がる。
舞台がはっきりしてる本の醍醐味だ。

フィクションなので同じ名前の別な場所かもね。それにしても横浜か鎌倉の土地勘があるとそわそわしながら読めると思う。駅名とかも出てくるし。
居住区が舞台の作品というカテゴリで配本があったら良さそうだけど、さすがにそこまでは難しいかな。関西弁の本を大阪にとか。📖🎅。
——忘美@vvsrmeさん(Xより) 10月10日



『怪物のゆりかご』遠坂八重
 いじめ告発の自殺未遂動画が拡散された。その高校生は優しき優等生。不審に思う彼女が二人の高校生探偵に依頼する物語。二作目にして衝撃の面白さです。麗一と蓮司のコンビも更に深く、登場人物達の不可解さ、ホワイダニットとして大満足の本格ミステリでした。
——gigs14@miyori_gigs14さん(Xより) 10月9日


「怪物のゆりかご」読了。タイトル回収うまお〜〜〜〜〜〜〜♡♡♡
ドールハウスは徐々に破綻してく感じが気味悪かったけど、今作はドカンと行ったなぁ
——マツダ@msrpierrotさん(Xより) 10月6日



怪物のゆりかご…予想以上に面白い😆
まだ第二章の序盤だけど、悍ましく凄惨な事件とたこ糸研究会のやり取りのギャップ、登場人物達の台詞も冗談まじりから苦悩と後悔の描写が脳内にイメージさせられる。
遠坂八重さんの言葉選びは秀逸だ。
読んでない人は是非読んでみて欲しい☺️
——シン・ベアッガイさん@stuvwxyz694さん(Xより) 9月27日



怪物のゆりかご 遠坂八重
ドールハウスの惨劇の続編。高校生探偵のコミカルな感じもありながら、前作以上に闇が深い凄惨な事件で真犯人も理解しがたい。読了後にゆりかごの怪物という意味に本当に戦慄した。タイトルの付け方が絶妙。今後も蓮二・麗一コンビの話を見ていたい。
——レイン@Rein1024さん(Xより) 9月21日


遠坂八重さんの『怪物のゆりかご』を読了。
前作よりもひと捻り、ふた捻り多くて、より重厚なミステリになっていた気がする。
麗一くんは、相変わらずちょっと分かり過ぎる気もするけど、現代のホームズとワトソンって感じでとても好き。
まだまだ2人の活躍が続いてくれると良いなぁ。
おもしろかったです。
——アイス@読書@astronomy06111さん(Xより) 9月20日


紙の本で再読。作者遠坂八重さんも小学生時代いじめられた経験があったとあとがきで知る。せめて物語だけでもいじめの加害者にきちんと制裁を受けて欲しいという動機で本書は作られたそう。この本には目を覆うようないじめや犯罪の残虐性だけでなく今いじめられている人かつていじめられた経験のある人への救いとなるような道しるべも多数なのでそういった方々にはぜひ読んで欲しい。
——ジャム@jamyokomizomayaさん(読書メーターより) 9月20日


遠坂八重「怪物のゆりかご」読了。
実はシリーズ2冊目だったらしいけど、関係なく楽しく読めました。美形貧乏&素直愚直(笑)な二人の高校生探偵が難事件に挑む!て感じなんだけど、なんかずっと二人のイメージがオードリーの春日&若林…(笑)
最初少し読み辛い感じだったけど、どんどんテンポ良くなって結局夜中までかかったけど読了しました。春日…もとい卯月麗一の洞察力と鋭い推理力と相方滝蓮司の素直で育ちが良い上での鈍感で見当違い推理や為人の善良なやさしさとか、良いバディで、美形変人な麗一がどれだけ蓮司に救われているのか、ちょっと胸熱でした。
1冊目の「ドールハウス」も探そう。
——高野悠@harukatakano12さん(Xより) 9月18日


まず、前作の『ドールハウスの惨劇』よりも増した主人公2人のコミカルな会話が面白く、シリアスな事件を追っているのか?と思うほどに、電車で読んでいて笑いました。
 そして、このミステリーのテーマは「いじめ」で、過去のいじめ事件がどうも発端になっているらしいのですが、そのいじめ事件の詳細がわかればわかるほど謎だらけに。
 それでも、最後の答えでなるほどと思えると同時に、まさに怪物のゆりかごという、タイトルにピッタリな内容だったなと思いました。
——ジジ@gampbooksさん(ブクログ「ジジさんの感想」より) 9月17日


怪物のゆりかご、読み終わりました!
ドールハウスの惨劇同様、読みやすくキャラクター、一人一人がもっと好きになりました!
ミステリーをあまり読んだことない人には、ミステリー小説の入口として、おすすめです😁
——とも@tomo531848さん(Xより) 9月14日

 

遠坂八重氏「怪物のゆりかご」読了。いやはや、前作もかなり怖かったが、今作は覚悟をして読んだにもかかわらず予想の斜め上をいくおぞまし(心理的に)さでしたわ。高校生探偵二人の息も増々いい感じに合って、続編希望です。
——モルペコ⚡読垢@chupachupa0804さん(Xより) 9月13日


前作が好きだった人は安心して読んで欲しい。面白さが落ちず、むしろ良くなっているのではないかと思うくらい、のめりこめました。(中略)
……ミステリとして謎に迫っていく緊迫感と意外な犯人像に揺さぶられて良かったです。ゾッとするシーンから始まる最初から事件の深部に迫る最後まで惹きつけられて、明かされた真実にやるせなさがありました。
イジメはいつかなくならいものかと願わずにはいられない。
——はてなブログ >「羽休みに娯楽を」怪物のゆりかご/ツバサより 9月11日

 

美麗の変人&超絶お人好し。
高校生探偵コンビシリーズ第2弾。
今回はSNSで注目を集めた凄惨な動画の真意を追う。
探偵コンビの微笑ましいやりとりにニンマリ。
恐ろしい真相にゾクゾク。
この落差が楽しい
爽やかさと闇深さが入り混じったミステリー
面白かった
——めぐみ@読書垢@meg2287mjさん(Xより) 9月11日


遠坂八重『怪物のゆりかご』読了
蓮司&麗一シリーズ第2弾
前作同様、ユーモラスな学園パートと胸糞悪い事件とのギャップが魅力的。いじめ絡みと思われた冒頭の自殺未遂に不可解な点が噴出し、事件の様相が二転三転するさまがスリリング。真相へと至る終盤の展開も見事です
——HM(物語良品館出張所)@ruinsfactoryさん(Xより) 9月10日


物語の中に、人間心理の脆さや狂気が滲み出た、究極の怪物が潜んでいました……読後も、雷に打たれたような衝撃に包まれています! 言葉を失うほど、すごかったです!
第一作『ドールハウスの惨劇』も本当に素晴らしかったですが、今回の『怪物のゆりかご』も最高でした! 個人的に大好きなシリーズで、心待ちにしておりました! 最後まで無我夢中の一気読みでした!
——紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん 9月9日


遠坂八重『怪物のゆりかご』
事件から事件への繋ぎ方が上手く夢中になって読んでいた。一作目もそうだったけれど、ヒトの醜い部分にかなり深く切り込んで描いている。後味の悪さはあるが、嫌になるほどのものではないというのがこの作品の不思議なところ。たこ糸研究会これからも続いていって欲しい。
——ほたる@読む@Crowd_Fireflyさん(Xより) 9月9日


出版社様から頂いたプルーフ版にて読了(9月8日発売予定)。作者の遠坂八重さんは1月に「ドールハウスの惨劇」でデビューしたばかりで本作「怪物のゆりかご」は2作目であり前作に登場した蓮司と麗一のなんでも屋「たこ糸研究会」の高校生二人組が活躍するシリーズ第二弾。前作でも感じましたが今作もたこ糸研究会のユーモア部分とそれとは対比的なあまり残虐な事件との温度差がエグい。他校に侵入しいじめを告発し自殺未遂する様子を生中継する男子高校生。彼の目的と裏に潜む意外な怪物の正体が明かされた時慄然としました。社会闇を抉った快作
——ジャム📗気まぐれ読書垢@jamyokomizomayaさん(感想は読書メーターより)9月3日


遠坂八重さん『怪物のゆりかご』(祥伝社)9月発売予定
ゲラ読了。
衝撃的なはじまりから怖しいゆりかごに乗せられて
惨劇の輪が一気に繋がり、激しく揺さぶられる!
それでいて、ふたりの高校生探偵は爽やかなのだ。
前作「ドールハウスの惨劇」すごく売れています🌟🌟
——書店員きらり3888@kirari3888さん(Xより) 8月19日


#怪物のゆりかご
#遠坂八重 先生 拝読
高校のなんでも屋、蓮司と麗一
今回は外部高校生から依頼が入る
またまた闇が深いです。
前作 #ドールハウスの惨劇 も
壮絶な結末でしたが今回も…
ダークなミステリ好きさん
「たこ糸研究会」は外せません!
——33@shotenin33さん(Xより) 8月16日


『怪物のゆりかご』読了
いや、もう、すごい…最初から心持ってかれました。
登場人物に寄り添っていたら、別の側面が見えてゾワッとする。不穏なシーンの間のたこ糸研究会2人の会話がほんとクセになって。読み終わったあとに呆然。タイトルはそういうことかと余韻にひたり、気づいたら朝でした…
——森野田(もりのだ)@storyandcafeさん(Xより) 8月16日


『怪物のゆりかご』遠坂八重 著 #読了
前作『ドールハウスの惨劇』がすごく面白かったので楽しみにしていました!
今作も高校生探偵コンビの会話が楽しく、そこから事件の真相に迫り深すぎる闇の対比が最高でした。
祥伝社さま、プルーフありがとうございました😊
✍️正正正正正正正正正正正正正…
——あおい@読書垢@aoi00055さん(Xより) 8月15日


怪物のゆりかご(プルーフ版)/遠坂八重 #読了
高校生が立ち向かうレベルじゃねえよこれ
たこ糸研究会の二人の会話の滑稽さ故に相対的に事件関係のグロさが上がってる気がする…笑
そんでメインのミステリは奥行きと伏線が半端ない
蓮司の過去や麗一の身上とか、これ次作期待してもいいかな(尚早)
——ミノムシ🥥読書垢@MiNo64_aka_MINOさん(Xより) 8月14日


プルーフ版
衝撃的なオープニング。人が持つ表と裏の顔が複雑に絡み合う中で、真実は何回も反転していく。そして最後に残ったのは、あまりにも辛いものだった。
でも、蓮司と麗一の軽妙なやり取りがこの重苦しい雰囲気を救ってくれていた。
——フ ラ ン @読書/写真/生態@camera1115さん(Xより) 8月13日


*遠坂八重さんへの質問、応援メッセージ、作品の感想はこちらにお送りください。著者インタビュー、ご取材もこちらにお願いします。

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☞ 第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞作・遠坂八重『ドールハウスの惨劇』

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