第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞作
タイトル:ドールハウスの惨劇
著者:遠坂八重
出版社:祥伝社
発売日:2023年1月13日
定価:本体1,800円+税
重版分出来(3月10日)

  装画:中野カヲル 装幀:albireo


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作品紹介  

正義感の強い秀才×美麗の変人
高2の夏、ぼくらは途轍もない惨劇に遭う。

鎌倉にある名門・冬汪高校二年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに、生徒や教師からさまざまな依頼を受け解決する〝学内便利屋〟として活動している。 ある日、道を歩けばスカウトが群がり、学内にファンクラブすら存在する超絶美少女・藤宮美耶から、蓮司はある依頼を受ける。 美耶は双子の妹・沙耶とともに、狂気さえ感じさせる母親によって、異様すぎる管理下に置かれていた——まるで〝人形〟のごとく。 蓮司と麗一がその依頼を引き受けたがゆえ、惨劇の幕は開く!  舞台は、双子の姉妹と母が住む鎌倉の白亜の豪邸。 ふたりは、特異な家族にまつわる、おぞましい事件の真相をひもといてゆく。

第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞の衝撃のミステリ、ついに登場!  早くも異例のシリーズ化が決定! 続編は2023年夏!

著者紹介
遠坂八重(とおさかやえ):神奈川県出身。早稲田大学文学部卒業後、一般企業に勤務しながら、小説執筆に挑戦。2022年、本作『ドールハウスの惨劇』で第25回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した。エンターテインメント性に富んだ筆力とキャラクター造形の妙を兼ね備える、期待の大型新人。尊敬する作家は、ヘルマン・ヘッセと川端康成。

著者からのコメント
1月13日(金)にデビュー作『ドールハウスの惨劇』が刊行されます。 ライトな学園青春ミステリにくるまれた物語の核は〝陰惨〟です。 私が書きたかったのは、その〝陰惨〟と、物語だからこそできた〝救済〟です。
楽しんでいただけたらとても嬉しいです。よろしくお願いいたします。


刊行記念★遠坂八重インタビュー
祥伝社文芸出版部による『ドールハウスの惨劇』刊行記念インタビューが公開されました! 作家を志した理由や、ジャンプっ子だったことなど、必読の内容です!

☞ 『ドールハウスの惨劇』刊行記念★遠坂八重インタビュー<全文掲載>
  


『ドールハウスの惨劇』特設サイト・オープン!
(by 祥伝社)
書店員さん激推し!

読後、タイトルの意味に大納得!
散りばめられていた謎が、少しずつ明るみになっていく様子に、 大興奮! 無我夢中で読みました!
そして、伏線回収がとにかくすごい!
ネタバレになるのが怖くて感想をためらう面白さ!
そして、まるで私も高校生に戻って、目撃者になったような臨場感!
性格、思考が真逆な男子高校生二人の推理劇が爽快でした!
まさに高校生版ホームズ&ワトソン! 
まだまだ、2人の謎解きをずっと見ていたいです!
シリーズ化大熱望です!!
——紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん

『ドールハウスの惨劇』レビュー
(2023.11.18更新)



このおぞましい真実は、誰が想像できただろう。ほろ苦い青春ミステリーかと思いきや、まさかの展開が……翻弄された!
——ジュンク堂書店滋賀草津店・山中真里さん

便利屋コンビのさわやかさと、姉妹の運命の壮絶さ。思いもよらない決着点。救いのない結末を、この上ない優しさにつなげる手腕。遠坂八重、要チェック!
——精文館書店中島新町店・久田かおりさん

まぶしい青春ラブコメと思わせて、エグイ描写あり、読み手の思い込みを逆手に取った展開、そして見事なタイトル回収——どうして、どうして、たいしたミステリー!
——本の王国グループ・宮地友則さん

(『ドールハウスの惨劇』帯より)  

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